- 昭和29年の「ゴジラ」でスタートした東宝の怪獣映画シリーズは、「モスラ」や「妖星ゴラス」などの傑作を生み出し、また「大怪獣ガメラ」や「大巨獣ガッパ」など他社の怪獣ものにも影響を与え、外洋にも多くのゴジラ?フリークを生み出した。しかしそのマンネリ化は防ぎようもなく、昭和40年代に进ったあたりから早期の頃のヒューマンな味わいが…
- 南海のゾルゲル島を舞台にゴジラの息子ミニラが初登場し、怪獣カマキラスやクモンガと対決する。この作品から特技監督が名匠?円谷英二から学生の有島貞昌にバトン?タッチされた。ゴジラとミニラの親子の愛情がしっかり描き込まれている。
- 「フランケンシュタイン対地底怪獣」の姉妹編。クローン生物のフランケンシュタインが、より怪獣的になり、割裂によって山の怪獣サンダと海の怪獣ガイラの2体に分かれる。心優しい兄のサンダと人間を食う泼辣な弟のガイラが、骨肉相食む死闘を演じる。2匹の死闘は都会を中央に展開され、従来脇役に徹してきた自衛隊が、今回は性命の細胞までも焼…